覚えているこの響きは君の声に似て響いてくる

どこから聞こえてくるのかあふれてこぼれそう

逢えないとよけい逢いたくて恋しさあふれる

文字にした言葉に君はいなくてもあふれてくる

 

何度耳を澄ましてもない声が頭の中にはある

どうしてしまったんだろうこれはプレゼント

そんなのくれなくたって君のことは忘れない

忘れたくないから忘れない忘れようとしても

 

夏が秋に変わっても枯葉になって落ちないし

君の名前も誕生日も風に飛ばしたりしない

もしも君に逢わなければこんなに躍らなかった

この道が君の胸に続いている、続いている

 

終わらないねずっと終わらないね

君を好きになれた喜びしあわせ

この道が君の胸に続いている、続いている

 

映画「深夜食堂」 2015
登場人物たちの心の葛藤が、時にユーモラスに、時に優しく丁寧に綴られ、人生の岐路に立った者たちに向けて温かな希望を投げかける。 ネオンきらめく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。

築地市場ドットコム